5つの国会議員連盟との合同会議を開催、中国非難国会決議の採択へ

活動報告

8月26日(木)、参議院議員会館において国会議員と民族団体合同による会合を開催しました。私たちが引き続き国会決議の成立を求めていることを内外に向けて明らかにし、次期国会(臨時国会)において採択するよう声をあげました。

会合は以下の議連とこちらの民族団体の共催です。
チベット議員連盟(会長 下村博文) ※超党派
ウイグル議員連盟(会長 古屋圭司) ※超党派
南モンゴルを支援する議員連盟(会長 高市早苗) ※自民党のみ
人権外交を超党派で考える議員連盟(共同代表 中谷元、山尾志桜里) ※超党派
「人権外交」を推進する議員連盟(会長 中川正春) ※立憲民主党が中心

インド太平洋人権問題連絡協議会
※【連絡協議会参加団体】<チベット>ダライ・ラマ法王日本代表部、Students for a Free TibetJapan、在日チベット人コミュニティー <ウイグル>日本ウイグル協会 <南 モンゴル>南モンゴル クリルタイ、世界モンゴル人連盟 <香港>Stand with HK@JPN、香港の夜明け、香港建国連盟 <中国民主化>民主中国陣線 <民族横断 グループ>アジア自由民主連帯協議会、自由インド太平洋連盟 <臓器収奪問題>SMGネットワーク

会合では、まず開会の挨拶を古屋圭司先生(ウイグル議連会長)が行い、それから各議連の代表が挨拶をされました。下村博文先生、高市早苗先生、中谷元先生、山尾志桜里先生、そして中川正春先生の代理としてご出席いただいた松原仁先生です。どの先生方からも、通常国会で国会決議が採択されなかったことへの反省と、次期国会においては必ず採択させる旨の決意が語られました。そして、こちらの連絡協議会を代表しての挨拶を事務局長である私(石井英俊)が行い、5つの議連にご尽力いただいていることへの感謝と、来年2月に北京オリンピックが控えていることにもふれつつ、この秋の臨時国会での採択を強く要請しました。

この会合の全体司会は長尾敬先生(チベット議連事務局長、ウイグル議連事務局長)でしたが、このあとの各民族からの発表の時は、進行は私に任されました。チベット、ウイグル、 南モンゴル、香港、中国民主化の各出席者を紹介し、各民族の代表から報告を行ってもらいました。また、民族横断グループと臓器収奪問題の団体からの参加者を紹介しました。意見交換の時間にも、ご参加の国会議員の先生方から次々と手があがり、意見表明がなされました。なお、国会議員のご出席は、先にあげた会長の方々を含めてご本人出席20人、代理出席15人のあわせて35人でした。700人近くいる国会議員の中でわずか20- 30人かと思われるかもしれませんが、この会合はあくまでも各議連の「役員」にのみ呼びかけがされていますので、出席率はかなり高いです。

閉会にあたって古屋圭司先生が再びマイクを握り、「様々な意見(マグニツキー法、人権デューデリジェンス、北京オリンピック外交ボイコットなど)が出たが、この国会決議が全ての基礎になるので、まずは絶対に成立させないといけない」と強く決意を述べられました。 自民党総裁選挙に立候補の意向を示している下村博文先生と高市早苗先生がご出席され るということもあってメディアの注目も高く、かなりの数の取材陣が集まっていました。確認できているものではフジテレビの「バイキング」で映像が流れたほか、産経新聞や夕刊フジが写真入りで記事を掲載しています。

下村、高市両氏 秋の臨時国会で対中非難決議を(産経新聞)

2021年8月26日

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