ツァヒアギーン・エルベグドルジ(Tsakhiagiin Elbegdorj)第4代モンゴル大統領(2009-2017)と都内及び東京近郊において、5月17−18日の2日間にわたり面会の機会をいただき、食事を共にする栄誉をいただきました。
エルベグドルジ元大統領は、単にモンゴル国の大統領としてだけではなく、南モンゴル、ブリヤート・モンゴル、オイラト・カルムイク、ハザラ・モンゴルなど全てのモンゴル人の権利擁護のために活動してきた人物として、広く英雄として尊敬されています。
現在は、スタンフォード大学に所属して研究を続けられるかたわら、2007年にネルソン・マンデラによって設立された、平和、正義、人権、そして持続可能な地球のために共に活動する独立したグローバルリーダーの集まりである「The Elders(エルダー)」の主要メンバーとして活躍されています。
私自身も、これまで2023年1月に発表した「ムンヘバヤル氏の即時釈放を求める共同声明文」や今年(2025年)4月に発表した「南モンゴルの反体制派ハダ氏の即時釈放を求める共同声明文」において、100を超える賛同人権団体を代表しての筆頭署名人として、エルベグドルジ元大統領に共に名前を連ねていただくなど、モンゴル及び南モンゴルについての活動においてご協力をいただいてきました。

2日目の5月18日には、東京近郊の某所にて、冒頭の写真に掲載されているゲル(モンゴル式のテント)において、約5時間にわたって、食事を共にさせていただきながら多くのお話を聞くことができました。会合は、内モンゴル人民党のフビスガルト代表の主催によるもので、南モンゴル出身のモンゴル人によるエルベグドルジ大統領来日歓迎会でしたが、日本人として我々夫婦2人だけ南モンゴル支援者を代表してお招きいただきました。
エルベグドルジ元大統領は、非常に力強く、かつ知的で、フレンドリーな素晴らしい方です。
益々のご活躍を祈念しています。
2025年5月18日
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